診療所・歯科・薬局では、患者さんの情報と、止まると診療ができなくなるシステムを扱います。病院では、保守業者が使う遠隔接続の機器から侵入され、診療が長く止まった例があります。
なぜ大事か 中小企業が受けた不正アクセスの約半分(48.0%)は、更新を当てていない弱点を突かれたものでした(IPA の2024年度の調査)。
今日できること Windows の「設定」→「Windows Update」で、最新の状態か、止めている更新が無いかを見ます。
なぜ大事か 中小企業のランサムウェア被害の侵入口の55%は VPN 機器でした(警察庁、令和6年)。外とつながる機器は真っ先に狙われます。
今日できること 機器の型番と、今のファームウェアの版を、保守業者か機器の管理画面で確かめます。
なぜ大事か ランサムウェアの侵入口の31%はリモートデスクトップでした(警察庁、令和6年)。
今日できること 社外から社内のパソコンにつないでいる場合、どの方法でつないでいるかを保守業者に確かめます。
なぜ大事か NAS はランサムウェアの標的になりやすく、中のデータがまとめて暗号化されます。
今日できること NAS の管理画面で「ファームウェアの更新」と「外部からのアクセス」の設定を見ます。
なぜ大事か 2025年6月、ブラザー等5社の748機種で、初期の管理者パスワードを割り出せる弱点が公表されました(ブラザーの689機種は更新では直らず、パスワードの変更が必要)。
今日できること 複合機の管理画面にログインし、管理者パスワードを変更します。分からなければ販売店に相談します。
なぜ大事か 細工した PDF や圧縮ファイルを開かせる攻撃が多く、7-Zip でも2025年に展開時の弱点が続けて見つかっています。
今日できること 各ソフトの「ヘルプ」→「更新の確認」で最新にします。使っていないソフトは消します。
なぜ大事か 保守業者の遠隔サポートに使われる一方、「サポート詐欺」で犯人に入れさせられる例が続いています。
今日できること パソコンに入っている遠隔操作のソフトを確かめ、使っていないものは消します。
なぜ大事か 初期のパスワードのままのカメラは、外から映像を見られたり、攻撃の踏み台にされたりします。
今日できること 録画機の管理画面でパスワードを変更し、設置業者にファームウェアの更新を頼みます。
なぜ大事か ネットワークにつながったままのバックアップは、ランサムウェアにまとめて暗号化されてしまいます。
今日できること どのデータを、どこに、いつバックアップしているかを書き出し、つないだままになっていないかを見ます。